企業向けにバグ報奨金制度の運営代行など各種セキュリティサービスを手掛けるHackerOneが、年次活動報告を発表した。
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HackerOneは2022年12月8日(米国時間)、6回目となる年次報告書「2022 Hacker-Powered Security Report」を発表した。同社はクラウドプラットフォームを利用して、企業向けにバグバウンティプロクラム(バグ報告報奨金制度)の運営代行や攻撃耐性管理(ARM:Attack Resistance Management)など各種セキュリティサービスを、倫理的ハッカーのコミュニティーの協力を得て提供している。
2022 Hacker-Powered Security Reportは、2022年9〜10月にHackerOneプラットフォームでハッカーを対象に行われた調査の結果(回答者:5738人)と、2021年6月〜2022年6月にHackerOneプラットフォームで集計されたデータの分析結果に基づいている。
同レポートによると、2022年に倫理的ハッカーのコミュニティーが発見したソフトウェアの脆弱(ぜいじゃく)性は6万5000件以上となり、前年比で21%増加した。
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