Microsoftは、2023年2月末にリリースした「Visual Studio 2022バージョン17.6 Preview 1」(VS 17.6 Preview 1)の新機能であるリモートエクスプローラーを紹介した。
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Microsoftは2023年2月27日(米国時間)、「Visual Studio 2022バージョン17.6 Preview 1」(以下、VS 17.6 Preview 1)の新機能であるUNIX用リモートエクスプローラーを紹介した。
UNIX用リモートエクスプローラー(下のツールウィンドウ)では、Visual Studioインスタンスの接続マネージャーを介して接続されているリモートマシン上のファイルやフォルダを参照したり、リモートマシンに対してファイルやフォルダをアップロード、ダウンロードしたりできる。
リモートエクスプローラーにアクセスするには、VS 17.6 Preview 1をダウンロードする際に、「Visual Studio Installer」でワークロードとして「C++を使用したLinuxおよび埋め込み開発」を選択し、オプション項目として「Linux用リモートファイルエクスプローラー」にチェックが入っていることを確認する。
ダウンロードしたら、Visual Studioの[表示]-[リモートファイルエクスプローラー]で、いつでもリモートエクスプローラーを開ける。
リモートエクスプローラーにより、リモートマシン上のファイルディレクトリを参照できる。フォルダの内容を展開して読み込むには、フォルダのアイコンをダブルクリックするか、左の矢印キーを押す。
ツールバーのアイコンを使って、または操作したいアイテムを右クリックして、ファイルやフォルダをダウンロードしたり、アップロードしたりすることもできる。
さらに、ツールバーのドロップダウンを使ってターゲットマシンを切り替えたり、更新アイコンを使ってディレクトリの内容を更新し、変更を同期したり、ツールバーのアイコン、または右クリックメニューを使って、ファイルやディレクトリの名前変更や削除を行ったりできる。
更新は、ユーザーがリモートエクスプローラーでアクションを実行するたびに自動的に行われるが、スペースキーを押してトリガーすることもできる。
最下部のペインでは、進行中および過去のファイル操作を表示したり、任意の時点でファイル操作をキャンセルしたりできる。
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