「Chrome 113」β版で「WebGPU」が利用可能に JavaScriptの負荷軽減、機械学習モデル推論を3倍以上改善Webで高性能3Dグラフィックスやデータ並列計算を実現

Webブラウザ「Chrome 113」のβ版で、新しいWebグラフィックスAPI「WebGPU」が利用可能になった。

» 2023年04月12日 08時00分 公開
[@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 GoogleのChromeチームは2023年4月6日(米国時間)、同日にリリースしたWebブラウザ「Chrome 113」のβ版で、新しいWebグラフィックスAPI「WebGPU」が利用可能になったと発表した。

 Chrome 113は、4月26日に安定版のリリースが予定されている。

 「WebGL」および「WebGL 2」の後継となるWebGPUは、同じグラフィックスでもJavaScriptの作業負荷を大幅に軽減したり、機械学習(ML)モデルの推論を3倍以上改善したりするといった大きなメリットをもたらす。これは柔軟なGPUプログラミングと、WebGLが提供しない高度な機能へのアクセスにより可能となる。

WebGPUとは?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

AI for エンジニアリング
「サプライチェーン攻撃」対策
1P情シスのための脆弱性管理/対策の現実解
OSSのサプライチェーン管理、取るべきアクションとは
Microsoft & Windows最前線2024
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。