Nylasは開発者体験の現状と今後数年間のトレンドとテクノロジーを紹介する調査レポートを発表した。
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Nylasは2023年4月17日、開発者体験の現状と今後数年間のトレンドとテクノロジーを紹介する「開発者体験の現状2023レポート」を発表した。調査の回答者は、全世界の開発者、技術リーダー、意思決定者で構成され、86%の開発者が、2023年は2022年よりもAPIを頻繁に使用すると回答した。また、95%の開発者が、2024年中に自社がAPIに対してより大きな投資をすることを望んでいると回答した。
同社の共同創業者兼CEOであるグレブ・ポリャコフ氏は、「この調査は、開発者のスピード、生産性、価値を高める手段として、企業がAPIと自動化への依存を強めていることを再確認するものだ」と述べている。
「今日の競争市場と変化し続ける経済において、ワールドクラスの開発者エクスペリエンスを構築することは、ボトルネックの解消、イノベーションの促進、従業員の定着率の向上、そして組織の成功と成長のために最適なポジションを確保することにつながる」(ポリャコフ氏)
調査では、開発者がより快適に過ごすために、開発者が何を望み、何を必要としているのかを質問した。主な調査結果には次のようなものがある。
98%の開発者が、APIは自分自身やチームが仕事を遂行する上で重要な役割を果たすと捉えている。
半数近くの開発者が、日々使用するツールの数に圧倒されていると回答した。
APIを利用することで得られるメリットについては、「スピード」が最も上位の回答だった。
開発者の3人に2人が、ワークフローの自動化や、より良いユーザー体験、顧客体験を生み出すために、自社がAIにもっと積極的に投資することを望むと回答している。
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