Linux Foundation Japanは、日本語版トレーニング「セキュアソフトウェア開発:要件、設計、再利用(LFD104-JPx)」の提供を開始した。セキュリティの基本やセキュリティ設計の原則などを無料で学べる。
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Linux Foundation Japanは2023年6月8日、オンライントレーニング「セキュアソフトウェア開発:要件、設計、再利用(LFD104-JPx)」の提供を開始した。オンライン学習サービス「edX」で受講できる。Linux Foundation JapanとedXは「edXプラットフォームを通じて、入門者が始めやすいトレーニングから需要の高い技術分野のキャリア形成に役立つコンテンツまで、幅広いレベルや分野での人材の育成を目指す」としている。
セキュアソフトウェア開発のトレーニングは、Open Source Security Foundation(OpenSSF)とLinux Foundation Training & Certificationが開発したもので、「情報セキュリティを向上させるための実践的な手順に焦点を当てた」としている。攻撃に対抗できるような強化されたソフトウェアを開発するためのセキュリティや、脆弱(ぜいじゃく)性が悪用された場合に被害を軽減し、対応を迅速化する実践的な方法などを学習できる。
対象は、ソフトウェア開発者やDevOpsプロフェッショナル、ソフトウェアエンジニア、Webアプリケーション開発者、安全なソフトウェアの開発方法の学習に関心のある人など。
トレーニングは3部構成で、第1部は「セキュアソフトウェア開発:要件、設計、再利用(LFD104-JPx)」、第2部は「セキュアソフトウェア開発:実装(LFD105-JPx)」、第3部は「セキュアソフトウェア開発:検証、専門的トピック(LFD106-JPx)となっている」。
第1部は現在提供中で、リスク管理をはじめとするセキュリティの基本、セキュリティ設計の原則、外部ソフトウェアを安全に選択して取得する方法などを学習する。なお、第2部と第3部は今後数カ月以内に提供される予定だ。
OpenSSFとLinux Foundation Japanは「より多くの人がアクセスできるよう、無料で提供する」としている。199米ドルで検証認定トラックにアップグレードすることで、コース資料への無制限アクセスや、修了証の取得が可能になる。
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