VMwareが年次カンファレンス「VMware Explore 2023」で多数の発表を行った。その中には「LLM」「Platform Engineering」「エッジ」などのキーワードが散りばめられていた。主要な発表をまとめた。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
VMwareは2023年8月22日(米国時間)より年次カンファレンス「VMware Explore 2023」を開催し、多数の新製品や新機能を紹介した。本記事では「組織内の大規模言語モデル稼働環境」「クラウドネイティブ基盤へのPlatform Engineering機能投入」「エッジのライフサイクル管理」「ストレージの強化」「ネットワークのマルチクラウド対応」など、主要な発表について紹介する。
VMwareは企業における生成AIの活用を支援する取り組みとして「VMware Private AI」を発表した。企業が自らLLMのトレーニング/ファインチューニングおよび推論を進められる環境を整備していく。
Private AIの目的は、「データ漏えいリスク」「利用するLLMの選択肢」「コスト効率」「パフォーマンス」「コンプライアンス」といった課題を解決することだという。具体的には今回、「VMware Private AI Foundation with NVIDIA」および「VMware Private AI Reference Architecture」を発表した。
VMwareとNVIDIAはこれまで「VMware vSphere」「VMware Cloud Foundation」とNVIDIA GPUとのインテグレーションを進めてきた。「VMware Private AI Foundation with NVIDIA」ではさらに連携を深め、統合基盤として推進する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.