BlackBerry Japanは、「BlackBerry製造業サイバーセキュリティ調査」の結果を発表した。国内製造部門の83%が「サポートが終了しているレガシーOS」を利用していることが分かった。
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BlackBerry Japanは2023年8月29日、「BlackBerry製造業サイバーセキュリティ調査」の結果を発表した。これは米国、カナダ、英国、ドイツ、日本、オーストラリアの製造業(「製造部門」を含む)に勤めるIT意思決定者、もしくはサイバーセキュリティ担当者を対象に実施し、1500人から有効回答を得た。それによると、過去1年以内にサイバー攻撃を受けた経験があると回答した割合は68%に上った。
今回の調査で、2023年のサイバー攻撃リスクがこれまでと同様または上昇すると予測した国内の回答者は82%。「ITインフラよりもOperational Technology(OT)のセキュリティ対策が難しい」と回答した割合は61%だった。さらに、国内の回答者の72%(世界平均で75%)が「国家による製造業への攻撃」を恐れており、57%(世界平均で65%)は「外国政府によるスパイ活動」を懸念していた。
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