フォーティネットジャパンは、「2023年OTサイバーセキュリティに関する現状レポート」を発表した。OTは高い確率でサイバー攻撃の標的にされている一方、セキュリティのスキル不足が深刻化しているという。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
フォーティネットジャパンは2023年9月5日、「2023年OT(Operational Technology)サイバーセキュリティに関する現状レポート」を発表した。それによるとOT組織の75%が「(2022年中に)少なくとも1件の侵入があった」と回答した。
攻撃の種類別に見ると、マルウェア(56%)やフィッシング(49%)による侵入が多く、ランサムウェア攻撃の被害を受けた割合は、2022年に調査したときと同じ32%だった。また、「ITとOTの両方のシステムがサイバー攻撃の影響を受けた」と回答した割合は、2022年の21%から32%に増加した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.