開発者が脆弱性の対処に費やしている時間は全体の7% GitLab「セキュリティ担当者は生成AIのせいで仕事が増えると懸念している」

GitLabは、全世界で実施したDevSecOpsに関する調査のレポート「ソフトウェア開発におけるAIの現状」を発表した。回答者の4割が「AIはセキュリティ面で大きなメリットをもたらしている」と考えていた。

» 2023年10月02日 08時00分 公開
[@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 GitLabは2023年9月29日、全世界で実施したDevSecOpsに関する調査のレポート「The State of AI in Software Development(ソフトウェア開発におけるAIの現状)」を発表した。これは、技術系上級幹部や開発者、セキュリティ担当者、運用担当者を対象に、AI導入の状況などについて調査した結果をまとめたもの。

画像 プレスリリース

AIツール選定の最優先事項は、データのプライバシーと知的財産保護

 レポートによると回答者の4割が「AIはセキュリティ面で大きなメリットをもたらしている」と考えているのに対し、同じ割合(4割)のセキュリティ担当者が「AIを活用したコード生成によって自身の負荷が増大することを懸念している」と回答した。

 企業はAIの導入に意欲的だが、新しいAIツールの導入に当たってはデータのプライバシーと知的財産を重要優先事項としていることが明らかになった。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。