チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、2023年12月の世界脅威インデックスを発表した。悪用された脆弱性のトップは「Apache Log4jのリモートコード実行」だった。
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チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは2024年1月17日、2023年12月版の「Global Threat Index」(世界脅威インデックス)を発表した。これは同社の脅威インテリジェンス部門であるチェック・ポイント・リサーチ(CPR:Check Point Research)のセキュリティ調査の結果をまとめたもの。
2023年12月には、「Qbot」の復活が確認された。米国と国際法執行機関が「ダックハント作戦(Operation Duck Hunt)」によって同年8月にQbotのインフラを破壊したものの、4カ月で復活した計算になる。Qbotは、ホスピタリティ業界を標的とした小規模なサイバー攻撃の一部として使用されており、ハッカーがIRS(アメリカ合衆国内国歳入庁)になりすまし、MicrosoftインストーラーにリンクするURLが埋め込まれたPDFが添付された悪意ある電子メールを送信していた。
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