Microsoftは、「Visual Studio 2013」関連の全てのエディションや製品などのサポートを2024年4月9日に終了すると発表した。「Visual Studio 2019」は同日、延長サポートに移行する。
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Microsoftは2024年1月2日(米国時間)、「Visual Studio 2013」の全てのサポートを2024年4月9日に終了すると発表した。当該バージョンのVisual Studioユーザーに向けて、Microsoftは生産性と安全性を維持するために「Visual Studio 2022」へのアップグレードを推奨している。また「Visual Studio 2019」は2024年4月9日にメインストリームから延長サポートに移行する。
Microsoftは、「Visual Studio 2017」やVisual Studio 2019のCommunity Editionを使用している場合も、Visual Studio 2022 Communityへのアップグレードを推奨している。Visual Studio 2022 Communityには、エディタにおける主要な生産性の向上、Gitバージョン管理のビルトインサポートとGitHubとの豊富な統合、AI(人工知能)を利用したコード補完、.NET 8および.NET MAUI用のツールなどが含まれている。
2024年4月9日、Visual Studio 2013の全てのエディション、関連製品、ランタイムおよびコンポーネントの延長サポートが終了する。セキュリティやその他のアップデートも提供されなくなる。サポート終了の対象となるのは次の通り。
Microsoftが移行先として推奨しているVisual Studio 2022では、次の3つのチャンネルが提供されている。
旧バージョンのVisual Studioの主なサポート期間は次の通り。
2024年4月9日まで延長サポートが適用される。延長サポートは、セキュリティ上の問題に対する修正のみが提供される。延長サポートを受けるために、Update 5の適用が必要になる。
2025年10月14日まで延長サポートが適用される。延長サポートを受けるために、Update 3の適用が必要になる。
2027年4月13日まで延長サポートが適用される。延長サポートを受けるために、バージョン15.9の使用が必要になる。
2024年4月9日までメインストリームでサポートされる。2024年4月10日から2029年4月10日まで延長サポートが適用される。延長サポートを受けるために、バージョン16.11の使用が必要になる。
サポートを終了した。安全性を維持し、最新の機能アップデートを受け取るために「Visual Studio 2019 Release Channel(version 16.11)」「Visual Studio 2022 Preview」のいずれかに移行する必要がある。
Visual Studioの全バージョンのサポート終了日は、Microsoft Product Lifecycle Center(製品およびサービスのライフサイクル情報の検索)で確認できる。
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