自動化ツールの一つである「Terraform」について、これから学ぼうという方、使っていきたい方を対象に、Terraformの導入方法や、基本的な使い方を紹介していきます。今回は、Terraformで作成したリソースに関するデータをTerraformで出力させる方法を解説します。
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本連載では前回まで、Terraformを利用してクラウドリソースを作成する方法を解説してきました。しかし、実際にはリソースを作成しておしまいではなく、「Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)」インスタンス(以下、EC2インスタンス)を作成後、インスタンスに対してSSH(Secure Shell)などで接続、ログインして作業をする必要があります。
しかし、SSHでインスタンスに接続する際には、対象の環境のIPアドレスを知る必要があり、そのたびに「Amazon Web Services(AWS)」の管理コンソールにアクセスしてIPアドレスを確認するというのは、せっかくTerraformでリソースの作成を自動化したのに、何だか残念な気持ちにならないでしょうか。そこで今回は、作成したリソースに関するIPアドレスなどの情報をTerraformで出力させる方法を紹介します。
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