エッジAIに対応するRISC-Vの開発が進む? 2030年までに1億2900万個を出荷 ABI ResearchRISC-Vの需要が高まる2つの理由

調査会社ABI Researchは、RISC-Vの市場動向分析レポートを公開した。エッジAIワークロードの増加に伴い、2030年までにRISC-Vの出荷個数が1億2900万個に達すると予測している。

» 2024年03月06日 08時00分 公開
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 調査会社ABI Researchは2024年2月14日(米国時間)、RISC-VアーキテクチャがエッジAI(人工知能)ワークロードに対応し始めており、この傾向は今後10年続くとの予測を発表した。RISC-Vの出荷個数は2030年までに1億2900万個に達するとしている。

 これらの予測は、ABI Researchによるレポート「RISC-V for Edge AI Applications」に基づくものだ。同レポートは、広範な一次インタビューを通じて、RISC-Vの市場動向などを分析している。

 ABI Researchのインダストリーアナリストであるポール・シェル氏は「RISC-Vは、特定のワークロードに対応できる柔軟性とスケーラビリティを備えており、その魅力を高めている。RISC-V Internationalはエコシステムを熱心に推進、育成しており、Google、MediaTek、Intelなどの業界リーダーとの協業によるソフトウェア開発プロジェクト(RISE)を進めている段階だ」と述べている。

RISC-Vの需要が高まる2つの理由

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