かつてないほどリードを拡大するPython、JavaScriptも伸長 プログラミング言語ランキングC、C++、Javaは順位は変わらずもレーティングが低下

プログラミング言語の人気ランキング「TIOBEインデックス」の2024年3月版が公開された。変動が少ない中、Pythonがリードを広げた他、Scratchがトップ10に返り咲き、Rustも再び上昇してきた。

» 2024年03月13日 08時00分 公開
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 ソフトウェア品質の評価と追跡を手掛けるTIOBE Softwareは、2024年3月版の「TIOBEプログラミングコミュニティーインデックス」(通称「TIOBEインデックス」)を発表した。TIOBEインデックスはプログラミング言語の人気度を示すランキングで、同社が毎月更新している。

 TIOBEインデックスは、世界の熟練エンジニアや学習講座、サードパーティーベンダーの数に基づいて算出されている。レーティングの計算には、人気のあるGoogle、Amazon.com、Wikipedia、Bingや、他の20以上のWebサイトが使われている。

 なお、TIOBEインデックスは「どのプログラミング言語が優れているか」「どの言語で書かれたコードの行数が多いか」を示すものではないと、TIOBE Softwareは説明している。

 同社はTIOBEインデックスの使い方として、「自分のプログラミングスキルが時流に合っているかどうかチェックする」「新しいソフトウェアシステムを作り始めるに当たって、どのプログラミング言語を採用するかの戦略的判断に役立てる」といった例を挙げている。

レーティングと順位

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