CNCFは、クラウドネイティブ用語を解説する「クラウドネイティブ用語集」の日本語版を公開した。2020年3月末時点で、50以上の関連用語が収録されている。
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クラウドネイティブ技術を推進するグローバル団体Cloud Native Computing Foundation(CNCF)は2024年3月15日(米国時間)、「クラウドネイティブ用語集」の日本語版を公開した。
クラウドネイティブ用語集は、CNCFビジネスバリュー分科会(BVS:Business Value Subcommittee)が主導し、オープンソースコミュニティー協力の下で公開されている。
CNCFによると、この用語集は、専門知識を必要とすることなく、クラウドネイティブの概念をシンプルに理解できることを目的としているという。2024年3月末時点で、日本語版にはクラウドネイティブに関する50以上の用語が収録されている。
CNCFは「共通の理解を基に議論や意思決定を進めることは非常に重要だ。クラウドネイティブの世界に飛び込む人々にとって、この用語集は最初に目を通すべき資料だとわれわれは考えている。日本でもクラウドネイティブテクノロジーが少しずつ普及する一方、新しいテクノロジーを英語で理解しようと考えている日本人開発者は多いわけではない。日本語に翻訳することは、クラウドネイティブ採用促進の鍵となる」と述べている。
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