ガートナージャパンは、新しいテクノロジーの採用方法やエンジニアの役割変化などについての展望を発表した。エンジニアに求められるスキルや役割が歴史的な転換の時を迎えており、今後は「企画の手配師的な人ではなく、好奇心指数が高く、テクノロジーを自ら経験したり、テクノロジーの勘所を押さえられたりする人が求められる」としている。
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ガートナージャパンは2024年4月3日、新しいテクノロジーの採用方法やエンジニアの役割変化などについての展望を発表した。テクノロジーを試行的に導入する際に用いられるPoC(概念実証)の位置付けが今後変化すると同社は予測している。
ガートナージャパンの亦賀忠明氏(ディスティングイッシュト バイスプレジデント アナリスト)は「『PoCによる試行導入を実施したが、それほど効果が出なかった』という話があるが、それはテクノロジーの問題というよりも人や組織のテクノロジーへの向き合い方、スキル、マインドセット、スタイルの問題が大きい」と分析。ガートナージャパンは「そうした視点が欠けているPoCをこれ以上やっても無駄」ということに気付く人が増えていくと予測している。
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