IBM、サブスクでフラッシュストレージ環境を提供する新プログラム「IBM Storage Assurance」を発表ストレージシステムの所有、管理がよりシンプルで効率的に

IBMは新たなストレージサービスプログラムとなる「IBM Storage Assurance」を発表した。定期的なハードウェアとソフトウェアのアップグレードに加え、プレミアムレベルのエキスパートケアサポートをサブスクリプションで提供する。

» 2024年05月14日 17時30分 公開
[@IT]

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 IBMは2024年4月25日(米国時間)、新たなストレージサービスプログラムとなる「IBM Storage Assurance」を発表した。IBM Storage Assuranceは、ハードウェアとソフトウェアのアップグレード、プレミアムサポート、サービス品質の保証を提供するサブスクリプションサービスだ。

 FlashSystem 5300、7300、9500モデルを含む、IBM FlashSystemのハードウェアおよびソフトウェアをサポートする。ストレージシステムの管理と運用をより簡単にし、そのストレージリソースを効果的に長く活用できるようにすることを目指すものだと、IBMは述べている。

 IBM Storage Assuranceでは、定期的なハードウェアとソフトウェアのアップグレードに加え、プレミアムレベルのエキスパートケアサポートをサブスクリプションで提供する。これにより、ダウンタイム、停止を伴う移行、定期購入といった、従来のストレージライフサイクル管理の課題を最小限に抑えつつ、ストレージインフラを最新の状態に保つのに役立つという。

 IBMは、IBM Storage Assuranceで提供されるIBM FlashSystem 5300、7300、9500の主なメリットを次のように述べている。

  • ドライブ、コントローラー、ソフトウェアなどの包括的なアップデートにより、システム全体のリフレッシュを促進
  • パフォーマンスとデータ集約度の高いワークロード向けに設計されているため、リソースを準備、拡張する計画を迅速に立てることができる
  • ハードウェアアクセラレーターとAI(人工知能)でサイバー脅威を検出するIBMの特許取得済みストレージアーキテクチャによって、ビジネスやアプリケーション、データを保護する
  • 4年または8年のサブスクリプション料金にハードウェアとソフトウェアのアップグレードが含まれる
  • 通常の更新スケジュールに含まれないタイミングでのアップグレードでも、下取りによるクレジットを受け取ることができるなど、柔軟な契約が可能

 IBM Storageのゼネラルマネージャー、デニス・ケネリー氏は次のように述べている。

 「IBM Storage Assuranceは、顧客重視の保証、AIを活用したデータ保護機能を備えたストレージ、包括的なソフトウェア統合を提供するプログラムとして、従来のエンタープライズストレージが持つ課題の解決に挑戦する。財務リソースの最大化、オペレーションの俊敏性の向上、エネルギー効率の高いソリューションの採用、データ保護といった課題に対処するために、IBMはインテリジェントで分かりやすいオールフラッシュポートフォリオを提示する」

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