IPAは、「デジタルスキル標準」のバージョン1.2を公開した。DXを推進する人材の役割および必要なスキルを定義した「DX推進スキル標準」に生成AIの特性や、生成AIを含む新技術への向き合い方、業務で生成AIを活用する例など“生成AIに関する補記”が追加された。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
情報処理推進機構(IPA)は2024年7月8日、「デジタルスキル標準」のバージョン1.2を公開した。デジタルスキル標準とは、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を人材のスキル面から支援する目的で経済産業省とIPAが策定した指針。バージョン1.2では生成AIに関する補記が追加された。
デジタルスキル標準は、全てのビジネスパーソンが身に付けるべきスキルを定義した「DXリテラシー標準」と、DXを推進する人材の役割と必要なスキルを定義した「DX推進スキル標準」の2つで構成されている。
追加された内容としては、生成AI関連の補記、共通スキルリスト内の学習項目例の他、生成AIの特性や生成AIを含む新技術への向き合い方、業務で生成AIを活用する例なども含まれる。加えて、共通スキルリスト内の学習項目例も追加されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.