アクセンチュアは、レポート「Reinventing with a Digital Core(デジタルコアによる再創造の推進)」を発表した。企業成長を促進するためには「技術的能力の強化」と「技術的負債の解消」のバランスが重要で、同社は「IT予算の約15%は技術的負債の解消に割り当てるべきだ」としている。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
アクセンチュアは2024年7月23日、レポート「Reinventing with a Digital Core(デジタルコアによる再創造の推進)」を発表した。これは、日本を含む世界10カ国、19業種のIT部門の経営幹部1500人を対象に「組織のイノベーションを実現し、強化するための技術的能力」(同社は「デジタルコア」と定義)について調査した結果をまとめたもの。
レポートによると先進的なデジタルコアを備え、戦略的なイノベーションへの投資と技術的負債に対する適切なアプローチをしている企業は、その他の企業に比べて収益成長率が60%、収益性が40%も高かった。この結果からアクセンチュアは「先進的なデジタルコアは、企業全体の再創造(リイノベーション)を実現するために重要な役割を果たす」と分析している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.