本連載は、PowerShellコマンドレットについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は「Get-MgDeviceManagementDeviceCompliancePolicy」コマンドレットを解説します。
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本連載では、Windows PowerShellの基本的なコマンドレットについて、基本的な書式からオプション、具体的な実行例までを分かりやすく紹介していきます。今回は、「Microsoft Intune」に登録されたコンプライアンスポリシーの情報を参照する「Get-MgDeviceManagementDeviceCompliancePolicy」コマンドレットです。
「コンプライアンスポリシー」は、Microsoft Intuneに登録されたデバイスが組織で定めたコンプライアンス設定の基準に沿っているかどうかを確認する機能です。「Get-MgDeviceManagementDeviceCompliancePolicy」は、コンプライアンスポリシーをWindows PowerShell経由で参照するためのコマンドレットです。
本連載第109回で解説した「Get-MgDeviceManagementDeviceConfiguration」コマンドレットと同様、ポリシー情報をWindows PowerShellで取り出し、テキストデータとして保存するといった使い方が可能です。
なお、Get-MgDeviceManagementDeviceCompliancePolicyコマンドレットは、本連載第45回で解説した「Connect-MgGraph」コマンドレットで「Connect-MgGraph -Scopes "DeviceManagementConfiguration.Read.All"」と実行して、Microsoft Intuneへのアクセス許可を与えておくことが前提条件になります。
Get-MgDeviceManagementDeviceCompliancePolicy [オプション]
オプション | 意味 |
---|---|
-DeviceConfigurationId | 特定のコンプライアンスポリシーの情報を表示する。省略可能 |
オプションを指定せずにGet-MgDeviceManagementDeviceCompliancePolicyコマンドレットを実行すると、コンプライアンスポリシーの一覧を参照できます(画面1)。
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