米国スタートアップ企業のNapkin AIは、テキストを分かりやすいビジュアルに変換するAIツール「Napkin AI」について、日本語など複数言語に対応したと発表した。
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米国スタートアップ企業のNapkin AIは2024年9月4日(日本時間)、文章をさまざまな図やグラフでビジュアル化できるAI(人工知能)ツール「Napkin AI」について、日本語を含む複数言語に対応したと発表した。
同社によると、Napkin AIは、テキストを魅力的で分かりやすいビジュアルに変換することで、ビジネスコミュニケーションの変革を支援するツールだ。入力されたテキストから最も関連性の高いビジュアルを自動生成し、生成されたビジュアルの内容とデザインを自分好みにカスタマイズ可能であり、ビジュアルをPNG、PDF、SVG形式でエクスポートもできるという。
同社はNapkin AIを開発した背景について、公式ブログ記事で次のように述べている。
「私たちは誰でも素晴らしいアイデアを持っているが、それを効果的に共有するのは難しい。ビジュアルは強力なコミュニケーションツールであるにもかかわらず、作成するには時間がかかり、専門スキルも求められる。その結果、ビジュアルがより明確でインパクトのあるアイデアを提供できるにもかかわらず、ほとんどの人は文章を書くことに固執する。これは、効果的なコミュニケーションが非常に重要である職業で特に当てはまる。これらの課題からインスピレーションを得て、私たちはNapkin AIを開発した」
Napkin AIでは、与えられたテキストを自動的にビジュアルに変換するため大規模言語モデル(LLM)を導入しているという。料金ページによると、「Starter」「Professional」「Enterprise」の3つのプランがあり、パブリックβ期間中はStarterとProfessionalプランは無料で利用できる。EnterpriseプランについてはNapkin AIに問い合わせる必要がある。
Napkin AIは「スマートフォンで誰でも簡単に高画質な画像を撮影できるようになったように、Napkin AIの使命は、ビジュアルコミュニケーションを誰にでも簡単で身近なものにすることだ。私たちは、テキストコンテンツへの深い理解と、幅広い関連性のある高品質なビジュアルの生成という2つの核心的な原則に焦点を当てることで、使命を達成できると信じている」と述べている。
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