Canalysによると、2024年第3四半期のPC(タブレットを除く)の米国出荷台数は、前年同期比7%増加の1790万台だった。CanalysはWindowsのサポート終了や、新政権による関税政策が米国のPC市場動向に与える影響を予測している。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
調査会社のCanalysは2024年12月23日(米国時間)、米国のPC市場動向を発表した。
2024年第3四半期の米国におけるPC(タブレットを除く)出荷台数は、前年同期比7%増の1790万台だった。Canalysによると、ノートPCの出荷台数は前年比で9%増加し、市場の成長をけん引したという。
Canalysでアナリストのグレッグ・デイビス氏は「2024年前半の市場成長は主に消費者の購買によって支えられていたが、商用向け市場がPCの最大セグメントとなった。後半に入ると、大企業、中小企業の両方でPCのWindows 11への更新が積極化する動きが見られた。消費者向け市場では、ブラックフライデーやサイバーマンデー周辺時期の比較的活発な割引が、第4四半期の出荷増加を後押しするだろう」と述べている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.