リンクは、月10時間から利用できる情シス代行サービスを提供開始した。中小企業の情シス人材不足や属人化に、チーム体制の「辞めない情シス」で対応するという。
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リンクは2025年11月27日、ITシステムの安定稼働を支援するマネージドサービス「ベアサポート」において、新たに「情シス代行サービス」を提供開始した。
情報システム部門の業務を企業ごとのニーズに合わせて代行し、中小企業を中心とする情報システム部門の人材不足や業務の属人化解消を支援するという。
中小企業の情報システム部門では、IT戦略立案からシステム・インフラ運用、セキュリティ対策、ヘルプデスクまで幅広い業務を、1人または兼任で担うケースが一般的であり、担当者の離職や属人化、ナレッジ継承の停滞が課題となっている。
リンクの情シス代行サービスは、毎月10時間単位で情報システム部門の業務を代行。ネットワーク、クラウド、セキュリティなど各専門分野のエンジニアがチームで連携して支援する。「特定の担当者に依存しない体制を採ることで、継続的かつ安定した業務遂行を図る」という。
対象となる業務は定型作業の代行に加え、業務の棚卸しや全体設計、効率化支援が含まれる。開発オプションの追加(5時間単位)で、システムやツールの軽微な開発、改修にも対応する。
サービスの主な提供条件は以下の通り。
利用料金はスタンダードプラン(10時間稼働)が月額12万9000円、開発オプション(5時間稼働)が月額6万4500円。
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