UIテスト自動化ツール「Selenium」の作者であるジェイソン・ハギンズ氏は、AIエージェント対応のブラウザ自動化ツール「Vibium」をオープンソースで公開した。
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UI(ユーザーインタフェース)テスト自動化ツール「Selenium」の生みの親として知られるジェイソン・ハギンズ氏は2025年12月11日(米国時間)、AI(人工知能)エージェントに対応するクロスプラットフォームのブラウザ自動化インフラストラクチャ「Vibium」(バージョン1.0)をオープンソースで公開した。
ハギンズ氏は「既存の膨大なテスト資産とAIによる自動化の未来をつなぐ架け橋的な存在が必要だ」と指摘。ブラウザ自動化ツールとして普及している「Playwright」が備える自動待機などの機能と同等の利便性を踏襲しつつ、AIエージェントがブラウザ操作を実行するためのインフラストラクチャとして、Vibiumを構築したという。
Vibiumの主な構成は以下の通り。
from vibium import browser_sync as browser
# Launch a browser (you'll see it open!)
vibe = browser.launch()
# Go to a website
vibe.go("https://example.com")
print("Loaded example.com")
# Take a screenshot
png = vibe.screenshot()
with open("screenshot.png", "wb") as f:
f.write(png)
print("Saved screenshot.png")
# Find and click the link
link = vibe.find("a")
print("Found link:", link.text())
link.click()
print("Clicked!")
# Close the browser
vibe.quit()
print("Done!")
ハギンズ氏は、Vibiumの強みはコミュニティーとエコシステムにあると強調する。Seleniumと「Appium」で構築したコミュニティー基盤が、Vibiumへの信頼につながっているという。
Vibiumの全体構想はロボティクス(ロボット工学)のsense(感知)/think(思考)/act(行動)というループに基づいている。バージョン1.0ではまずactを実現し、以下のような要素は今後実装を進める計画だとしている。
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