IT人材の「AIエージェント」利用、20代で約5割 「Gemini」利用は1年で倍増業務でのAI利用経験は約7割 レバテック調査

レバテックは、「レバテックIT人材白書2026」を公表した。IT人材のAI利用率は2025年比1.5倍の67.8%となり、20代のAIエージェント利用も広がっている。

» 2026年03月13日 13時00分 公開
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 レバテックは2026年2月5日、IT人材と企業担当者を対象とした調査「レバテックIT人材白書2026」を公表した。同調査は2025年11月12日から2025年11月19日にかけて、企業のIT人材採用担当者1000人と20歳から59歳のIT人材3000人を対象に、インターネット調査によって実施されたもの。

 同白書によると、IT人材の67.8%が「業務でAIを利用した経験がある」と回答し、2025年の結果と比較して約1.5倍に増加した。利用頻度については「ほぼ毎日」が34.0%、「1週間に2〜3回程度」が33.9%となり、日常的にAIを活用する層が存在することが示された。

AIの利用頻度(提供:レバテック)

Gemini利用率が約2倍に急伸

 利用しているAIツールとしては、2026年に引き続き「ChatGPT」が75.3%で最も多く、次いで「Microsoft 365 Copilot」が47.3%、「Gemini」が40.7%と続いた。このうちGeminiは2025年から利用率が約2倍に上昇しており、業務におけるAIツールの選択肢に広がりが見られる。

 AIの活用方法を業務別に見ると、「実装・コーディング」が32.8%、「提案・営業」が31.6%となった。開発の中核業務だけでなく、技術職以外の業務を含めた幅広い領域で利用されていることがうかがえる。

使用頻度の高いAIツール(提供:レバテック)

 AI導入による業務効率化については、70.0%が「効率化された」と回答した。これは2025年の54.3%から15.7ポイントの増加となっている。一方で、効率化を実感できない理由としては「効果測定をできるほどの変化がない」(26.6%)や「導入されて間もないため効果が分からない」(24.2%)が上位に挙がった。

20代の約半数がAIエージェントを活用

 業務でAIエージェントを活用するIT人材は、全体で29.9%となった。年代別に見ると20代では48.9%となり、ほぼ半数が活用している実態が明らかになった。

 AIエージェントの主な使用目的は「定型業務・反復作業の自動化」が53.1%、「開発スピードの向上」が52.0%で上位を占めた。これに「ミスの削減・均一化」(32.2%)、「データ分析の高度化・迅速化」(23.3%)が続いている。

AIエージェントを利用する主な目的(提供:レバテック)

 利用による効果について、「ポジティブな効果があった」と回答した割合は71.3%に達した。「変化はなかった」は26.1%、「ネガティブな効果があった」は2.6%であった。ポジティブな効果の具体的内容としては、「アウトプットの質と量が向上した」(53.6%)、「業務効率が改善した」(51.4%)が5割を超え、「創造的・戦略的な業務に時間を使えるようになった」(46.7%)も半数近くとなった。

 レバテック執行役社長の泉澤匡寛氏は今回の調査結果について、特筆すべき点としてAIエージェントの利用が若手層を中心に広がっており、利用者の7割超がポジティブな効果を実感していることを挙げた。「今後はAIを前提とした業務プロセス設計や、社員のAIスキルの習得がより重要性を増していく」としている。

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