Microsoftは「Microsoft Store」の開発者向けツールを強化した。アプリのパフォーマンス分析機能の改善、Webインストーラーの機能拡張、新しいCLIの提供が主な内容となる。
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Microsoftは2026年2月11日(米国時間)、「Microsoft Store」の開発者向けツールの機能強化を発表した。それぞれ機能強化のポイントは次の通り。
強化された「Health Report」(アプリの稼働状況や品質を分析するレポート機能)では、アプリのバージョン、デバイスのアーキテクチャ、OSのビルドといった複数の条件を横断的に組み合わせて分析できる「マルチフィルター分析」に対応した。これらのフィルターは、さまざまな側面から安定性のパターンを分析し、時間の経過に伴う変化を追跡するのに役立つ。
新機能「Anomaly Alerts」は、クラッシュ率やハング率に表れる異常パターンを検出し、メールとダッシュボードで開発者に通知する。
新しい「Summary Dashboard」は、インストール数、評価、安定性、エンゲージメントなどの主要指標を1画面に集約する。
さらに、刷新された「Usage Dashboard」は、アクティブデバイス数、セッション数、エンゲージメント時間などの詳細な指標を、地域やアプリバージョン別にフィルタリングして分析できる。
「Microsoft Store Web Installer」に2つの機能が追加された。Win32アプリのインストール完了後の自動起動と、エンタープライズ管理デバイスへのインストール対応だ。開発者は「apps.microsoft.com/badge」でバッジコードを生成し、起動モードを「Direct」に設定することで利用できる。
新しい「Microsoft Store CLI」により、ターミナルから直接アプリの検索、インストール、アップデート管理が可能になった。Microsoft Storeのあらゆる機能をコマンドラインで利用できるようにすることで、Windows標準のパッケージマネジャー「Winget」を補完するという。
Microsoft Store CLIの主なコマンドは以下の通り。
Microsoftのジョルジオ・サルド氏(プロダクトマネジメント担当バイスプレジデント)は、これらの改善では開発者フィードバックが中心的な役割を果たしていると述べている。パートナーセンターには、アプリの認証申請後や分析ページ閲覧時などに、フィードバック収集のプロンプトも追加されている。
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