Cisco Systemsは、AIセキュリティ基盤「Cisco AI Defense」の大幅な刷新を発表した。AIエージェントの保護と管理、ポスト量子暗号(PQC)による保護を提供する。
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Cisco Systems(以下、Cisco)は2026年2月10日(米国時間)、AI(人工知能)セキュリティ基盤「Cisco AI Defense」の大幅な刷新を発表した。AIサプライチェーン全体にわたるガバナンスとランタイム保護機能をエージェントのツール利用に適用し、侵害や改ざんのリスクを低減するという。
発表された主な新機能は以下の通り。
AIエージェントは大規模言語モデル(LLM)やSaaS(Software as a Service)アプリケーション、ツールのエンドポイントとの継続的な接続に依存しており、遅延や信頼性の低下は業務の停滞につながる。Ciscoは「Cisco SASE」(Secure Access Service Edge)に以下の機能を追加する。
Ciscoは、ネットワーク機器向けOSの最新版「IOS XE 26」も発表。IOS XE 26は、「Cisco 8000 Series Secure Routers」や「Cisco C9000 Series Smart Switches」に搭載され、ポスト量子暗号(PQC)による保護を企業に提供し、デバイスの改ざんやデータ漏えいから組織を保護するという。中小企業向けの新モデル「Cisco 8100 Series Secure Routers」にも搭載される。
Ciscoのジーツ・パテル氏(プレジデント兼最高プロダクト責任者)は、「AIの時代において、安全性とセキュリティは導入の前提条件であり、AIエージェントは新たな課題をもたらす。Ciscoは双方向の保護機能を開発しており、エージェントが侵害されることを防ぐと同時に、エージェントが企業の代理としてアクセスできる範囲や実行可能な操作を制御する」と述べている。
なぜ「マクロ」と「マイクロセグメンテーション」が防御・復旧に有効なのか、Ciscoが解説Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.