ヤマハ製ネットワーク製品が7月に“最大20万円”値上げ 「RTX」「NVR」や無線LANのAPも対象半導体や物流コストの上昇を受けて、2026年7月1日出荷分から改定

ヤマハはネットワーク製品の価格改定を発表した。2026年7月1日出荷分から新価格を適用し、「RTX」「NVR」シリーズや無線LANアクセスポイント、スイッチなどが対象となる。改定後の価格はどうなるのか。

» 2026年05月28日 20時15分 公開
[@IT]

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 ヤマハは2026年5月28日、ネットワーク製品の価格を改定すると発表した。半導体部品の原材料価格や輸送費、燃料費などの上昇によって、現行価格の維持が困難になったという。既存拠点向けの機器追加やネットワーク更改を計画するユーザー企業にとっては、導入時期や予算計画を見直す材料となる。

 価格改定の対象となるのは、各種ルーターやUTM(統合脅威管理)アプライアンス、無線LANアクセスポイント(以下、無線AP)、L3スイッチ、L2スイッチだ。価格改定は2026年7月1日出荷分から適用するという。

20万円以上アップも――値上げ後の具体的な価格は?

 一部製品は価格据え置きとなる一方、おおむね1〜2割の値上げとなる。具体的な価格の変化を確認しよう。

 価格改定の対象製品のうち、値上げ率上位は無線APが占める。トップは色違いの同機種「WLX222(W)」「WLX222(B)」であり、7万1500円から9万200円に改定する。値上げ率は約26.2%だ。次いで「WLX322」が約25.5%の値上げ(10万3400円から12万9800円に改定)、「WLX323」が約25.0%の値上げ(12万7600円から15万9500円に改定)となる。

 値上げ額が最も大きいのは、L3スイッチ「SWX3220-30MC」とL2スイッチ「SWX2322P-30MC」だ。いずれも137万5000円から158万1800円へと、20万6800円の値上げとなる。L3スイッチ「SWX3220-30TCs」とL2スイッチ「SWX2320-30MC」が、いずれも17万3800円の値上げ(115万5000円から132万8800円に改定)で続く。

 企業で広く使われているVPN(仮想プライベートネットワーク)ルーターの「RTX」シリーズについては、値上げ率トップは「RTX840」の約12.7%だ。価格は12万1000円から13万6400円に改定する。値上げ額トップは「RTX3510」の10万6700円であり、88万4400円から99万1100円への改定となる。

 VoIP(Voice over IP)ルーターの「NVR」シリーズでは、値上げ率トップは「NVR510」の約13.2%(7万4800円から8万4700円に改定)だ。値上げ額トップは「NVR700W」の1万9800円(16万3900円から18万3700円に改定)となっている。

 価格据え置きとなる製品には、RTXシリーズの「RTX3500」やNVRシリーズの「NVR500」、UTMアプライアンスの「UTX200」「UTX100」、L2スイッチの「SWX2210P-28G」「SWX2110-5G」がある。価格改定の対象製品および改定前後の価格は、ヤマハが公開する価格改定表を参照してほしい(図1、図2)。表に記載のない製品については、現行価格を維持するという。

画像画像 図1、2 ヤマハのネットワークハードウェア製品の価格改定表(出典:ヤマハ)

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