DHCPとは何か――ルーターでDHCPサーバーを稼働させるための設定方法や仕組み、シーケンス、メッセージの種類、リレー、リース期間：CCENT／CCNA 試験対策 2015年版（24）（3/3 ページ）

シスコの認定資格「CCENT／CCNA」のポイントを学ぶシリーズ。今回は、ルーターでDHCPサーバーを稼働させるための設定方法を解説します。

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演習問題

Q1.　シスコのルーターでDHCPサーバーの設定をするとき、リース時間の初期値は？

A1.　1日間。コマンドで設定するときは、日にち、時分秒などでの指定が可能です。

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Q2.　WLC（Wireless LAN Controller）の管理IPアドレスをDHCPクライアントとして稼働している無線APに伝えるには、DHCPの何番のオプションを使用する？

A2.　オプション43番。次のように設定します。
option 43 ascii “10.126.126.2,10.127.127.2”

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Q3.　DHCPの「オプション60番」は何を表している？

A3.　ベンダー識別子（Vendor Class Identifier。ベンダー固有の製品型番をテキスト形式で設定します。
option 60 ascii “Cisco AP c1550”

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　次回は、CCENTの出題範囲の5.2「ACL のタイプ、機能、使用例の説明」を解説します。

「CCENT/CCNA 試験対策 2014年版」バックナンバー

ドヴァ　ICTソリューション統轄本部デベロップメント＆オペレーショングループ 2部

情報系専門学校の教員を12年勤めた後に同社へ入社、エンジニアへ転向。沖縄県と首都圏を中心にネットワーク構築業務に携わる。また、シスコ・ネットワーキングアカデミー認定インストラクタートレーナーとして、アカデミー参加校のインストラクターを指導している。炭水化物をこよなく愛する男。