大分編:蛇口をひねれば温泉が!――別府で働くゲームプログラマーのリアルなエンジニアライフ:ITエンジニア U&Iターンの理想と現実(38)(4/5 ページ)
「ちょっと休憩がてら温泉入ってきます」がリアルに実行可能。そう、別府ならね――ご当地ライターがリアルな情報をつづる「UIターンの理想と現実」、大分編第2回は、ゲームプログラマー兼、fuzz別府支社長の登場です。
「別府の温泉はスゴイ」って言いたい
別府のエンジニアライフの何がスゴイかというと、一言でいえば「日常に温泉がある」ことです。
「日常に温泉がある」とはどういうことかというと、例えば「蛇口をひねれば温泉が出てくる」というウソのような本当があることです。全ての住宅がに標準装備ではありませんが、「温泉付きマンション」や「温泉付き一軒家」では、もれなく自宅の蛇口をひねったら温泉が出ます。
「徒歩圏内に温泉施設がある」も「日常に温泉がある」といえるでしょう。
fuzz別府支社がある別府駅周辺だけでも、徒歩圏内で入れる温泉施設は30以上あります。弊社から一番近い温泉の「不老泉」や「駅前高等温泉」は、徒歩1分くらいで行けます。「ちょっと休憩がてら温泉入ってきます」がリアルに実行可能ですし、私も社員も何回かしたことがあります。
なぜこんなに温泉が多いのかというと、別府はとにかく「湯が出まくる」からです。「日本温泉協会」の調査によると、「源泉総数」「総湧出量」共に日本一です。
源泉総数
1 別府温泉郷 2217
2 由布院 879
3 伊東 649
総湧出量
1 別府温泉郷 8万3058(L/m)
2 由布院分 4万4486
3 奥飛騨温泉郷 3万6904
(出典:「温泉統計ベスト10」〜『温泉』通巻859号、一般財団法人日本温泉協会、2014年)
また、温泉には「泉質」があり、通常の温泉郷は1〜2種類が普通ですが、別府は7種類の泉質温泉に入れます。
泉質
別府市には10種類ある掲示用泉質のうち、7種類の泉質が確認されています。
(出典:「温泉データ」〜別府市公式ホームページ)
別府市民にとって温泉は、「日常」です。私も週5くらいで温泉に行っており、自宅の風呂をあまり使いません。このような人は別府に多いと思います。
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