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そうだ、京都に行こう――LINEが京都の街中に開発拠点を作る、たった1つの理由:U&Iターンの理想と現実(48)(1/3 ページ)
どんな経緯で移住し、どのように暮らしているのか――LINE KYOTOで働くにエンジニア2人に話を伺った。
東京、福岡に続く3カ所目の開発拠点
U&Iターンの理想と現実、今回は京都市内にある「LINE」の新しい開発拠点を訪問した。
2018年6月、LINEは東京、福岡に続く3カ所目となる新しい開発拠点を京都に開いた。開発専用なので、働いているのはほぼエンジニアだ。
現在ここで働くエンジニアは約20人。うち日本人は6人で、外国人の方が多い。3年後の100人を目指し、徐々に増員する予定だ。
LINEが京都の開発拠点「LINE KYOTO」を設けたのは人材の採用戦略のため。魅力的な土地にオフィスがあれば「そこで働きたい」と思うエンジニアが集まるのではないかと考えたのだ。
業務が開発中心のエンジニアであれば、働く土地に縛られることはない。機材とインターネット環境が整っていれば、場所はどこでもいい。会議はテレビ会議でできるし、開発プロジェクトの情報共有は各種ツールを使えばいい。オンラインでほぼ解決する。
場所にとらわれることがないなら、魅力的な土地がいい。
では魅力的な土地とはどこか。魅力とは何か――本連載の過去記事では、「自然に近い」「生活しやすい」などを「魅力」と考え、都会を離れた場所を選択する企業やエンジニアが多かった。
LINEはなぜ都会である京都に拠点を構えたのか、京都オフィスで働く2人のエンジニアに話を聞いた。
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