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長崎編:アパレル出身のラーメン男子、離島でWebサービスを楽しく作るITエンジニア U&Iターンの理想と現実(56)(1/3 ページ)

釣りをしながら仕事も可能。そう、リモートワークならね――「ITエンジニア U&Iターンの理想と現実」長崎編は、五島でフリーランスエンジニア兼ラーメン屋として働くエンジニアのお話です。え、ラーメン???

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 はじめまして。そして、こんにちは。長崎県の西端に位置する五島市在住の、フリーランスエンジニア兼、ラーメン屋の志田山修平(シダヤマシュウヘイ)と申します。

やっと見つけた「やりたいこと」

 まずは、自己紹介をかねて、エンジニアになるまでの紆余(うよ)曲折を記します。

 生まれは長崎県、五島市。大学進学のために故郷を離れ、福岡へ移住しました。大学では経済学を専攻しましたが、洋服に興味があったのであまり大学には行かずに洋服の勉強とアルバイトばかりし、卒業後はレディースアパレルの販売に携わりました。

 2年ほど販売を経験して「自分がやりたかったことって販売じゃない」と思い始めて、半年ほど地元に帰りました。職業訓練的なところでWordとExcelを勉強し、卒業後はそこの講師の補助として働くことになりました。

 そして、そこでも「やりたいことはこんなことじゃない」と思うようになり、未経験可のWebデザイナーの社員募集を見て応募し、福岡の会社に入社しました。

 しかし未経験ということもあり、Webデザインの業務を任されることはなく、業務はLP(ランディングページ)原稿の校正などがメインで、自分のやりたいことはほとんどできずにいました。

 そんなときに、会社でアプリ開発の事業を始めることになり、「ちょっとアプリ作りをやってみろ」と上司に言われて、右も左も分からない状態でアプリ開発を始めることになりました。

 ここでようやく、エンジニアとしてのキャリアのスタートです。

 初めは、Unityで開発しました。2〜3年もすると、現場から離れてアプリのマネタイズや企画を担当しました。そんなこんなで5年くらい、C#や、Objective-C、PHPなどいろいろな言語を少しずつ勉強して今に至ります。最近は、HTML、CSS、JavaScriptも勉強しています。

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