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長崎編:アパレル出身のラーメン男子、離島でWebサービスを楽しく作るITエンジニア U&Iターンの理想と現実(56)(2/3 ページ)

釣りをしながら仕事も可能。そう、リモートワークならね――「ITエンジニア U&Iターンの理想と現実」長崎編は、五島でフリーランスエンジニア兼ラーメン屋として働くエンジニアのお話です。え、ラーメン???

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福岡と五島でリモートワーク

 会社の所在地は福岡です。

 大学進学以来10年ほどを福岡で過ごし、まだこの地で働くつもりでした。しかし2018年2月、家庭の事情で五島へ帰ることになったのです。

 最初は、福岡の会社を辞めて五島で仕事を探すつもりでしたが、社長に「リモートで働いてみないか」と言ってもらい、リモートワークをすることになりました。

 リモートワークを始める前はとても不安で、「何か行き詰まったときにどうしよう」という気持ちがありました。しかし稼働してみたら、メンバーがフォローしてくれて、うまくコミュニケーションを取れました。

 社内ではもともと、ChatWorkを使って案件の進捗(しんちょく)を確認したり、ファイルの受け渡しや打ち合わせを行ったりしていましたし、ChatWorkやSkypeで画面の共有もできるので、こちら側で問題が起きた時も会社のメンバーがすぐに対応してくれました。そういった環境もあり、リモートでの作業は、割とスムーズに進みました。

 ツラかったのは「1人ぼっち」ということでした。

 私は人と話すことが好きなので、1人で作業するのが当時はとてもツラかったのです。でも最近は五島のエンジニアたちと知り合えたので、仕事などの相談に乗ってもらい、寂しさをうまく紛らわせています。

そして、フリーランスへ

 五島に帰ってからしばらくの間は、会社員としてリモートワークをしました。月に一度は本社のある福岡に出張して、リモートでは確認できない内容を打ち合わせしました。

 そして半年後、独立してフリーランスで仕事をすることになりました。

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