Windows TIPS ディレクトリ

バックアップ

更新日:2006/03/31

 サブディレクトリ
 バックアップ
ASRでシステムをバックアップする
Windows OSシステム全体の完全なバックアップとリストアを行うためには、ASR(自動システム回復)機能を利用するとよい。 / ハードディスクにASRバックアップを取っておくと、Windows OSシステムのバックアップとリストア(いわゆるディザスタ・リカバリ)を素早く行うことができる。 / ASRバックアップを実行すると、OSのシステム・パーティション全体がバックアップされるだけでなく、現在のディスク・パーティションやデバイス・ドライバの状態などを記録した、ASRフロッピー・ディスクが作成される。 / ASRバックアップを作成後に、ディスク・パーティションの構成などを変更してはいけない。構成を変更したら、必ずASRバックアップを取り直す必要がある。
Windows XP Home Editionでバックアップ・ツールを使う
Windows 2000より、重要なデータなどをバックアップするためのバックアップ・ツールが標準で提供されるようになった。 / Windows XPでも同様のツールが提供されているが、Windows XP Home Editionではデフォルトではインストールされない。利用するにはインストールCDからのマニュアル・セットアップが必要である。
バッチ・ファイル中で日付をファイル名に使用する
バッチ・ファイル中で日付や時間をベースにしたファイル名を利用したい場合がある。/このような用途では、環境変数の%date%や%time%を利用して、ファイル名を合成すればよい。
Thunderbirdの設定をバックアップする
Thunderbirdのバージョン・アップやWindows OSの再インストールを行うと、メールの設定が消えてしまう。 / Thunderbirdではアプリケーション設定とユーザー情報をプロファイル・フォルダに保管している。 / プロファイルをバックアップしておけば、同じ環境を素早く再現できる。
Outlookデータ・バックアップ・ツールを活用する
いまや電子メールは、仕事の情報が集中するツールになった。データを失ったら一大事である。 / Windows 2000/XP/2003標準のバックアップ・ユーティリティを利用してバックアップを行えるが、ファイルを指定するなど操作は面倒だ。 / Outlook 2000/Outlook 2002/Outlook 2003を利用しているなら、マイクロソフトが無償提供しているバックアップ・ツールを利用できる。
ntbackupのバックアップ・パフォーマンスを向上させる
ファイルやシステムをバックアップするには、Windows OS標準のバックアップ・ツールが利用できる。 / バックアップ・ツールの標準状態では、バックアップ速度は意外と遅い。 / レジストリを変更することにより、バックアップのパフォーマンスを向上させることができる。
メール・データの簡易リアルタイム・バックアップを作成する
万一のデータ消失で影響が大きいデータの1つは、日々やりとりするメール・データである。 / Windows 2000/XP付属のバックアップ・ユーティリティを使えば定期的なバックアップが可能だが、この方法でリアルタイムにバックアップを確保するのは不可能である。 / 常時接続されたメール・クライアントを2カ所で稼働させることで、リアルタイムにメールのバックアップを取ることが可能である。
Outlook Expressでメール・ボックスやニュース・メッセージの保存先ディレクトリ(ドライブ)を変更する方法
コンピュータを買い換えたときや、より大きなハードディスクに交換するときなどには、今まで受信したメール・データを移行させる必要に迫られる。 / しかしOutlook Expressでは、受信メールなどを保存している場所が分かり難い。 / Outlook Expressの機能を使えば、メッセージの保存先を特定したり、保存先フォルダを変更したりできる。
WSHで簡単なバックアップツールを作成する
日々コンピュータ上で更新されるドキュメントやデータは、いずれも重要な資産である。 / これらのデータを不測の事故によって消失させないためには、日々のバックアップ作業が重要である。 / WSHを用いることで、特別なバックアップツールを用いなくても、指定したフォルダの内容を日単位でまとめてバックアップすることが可能になる。
差分バックアップと増分バックアップの違い
Windowsには標準でバックアップ・ユーティリティが付属している。 / このユーティリティでは、いくつかの「バックアップの種類」が用意されており、これを使い分けることで、大量のデータを効率よくバックアップできるようにしている。 / なかでも分かりにくい「差分」バックアップと「増分」バックアップの違いについて解説する。
Outlook Expressのメール・アカウント情報をバックアップする
目ぼしいWebページを見付けたときや、ToDoを思いついたときなど、忘れないように情報をメールで自分自身に送れば、情報をメール・ボックスで一元管理できるようになる。 / しかし会社と自宅など、複数のコンピュータでこれができるようにするには、各コンピュータでメール送信の設定を行う必要がある。 / こんなときには、Outlook Expressのメール・アカウントのバックアップ/リストア機能を使うと便利である。
Outlook Expressのメッセージ・ルールをバックアップする方法
プロファイル・フォルダのdbxファイルをコピーすれば、Outlook Expressのメッセージをバックアップすることができる。 / しかしこれだけでは、メッセージ・ルールの設定内容はバックアップされない。 / メッセージ・ルールの内容はレジストリに保存されているので、対応するキーの値をエクスポートする。
IEのゾーン設定情報を移行・バックアップする
IEのゾーン機能を使えば、Webサイトによってスクリプト設定やCookie設定を自動的に切り替えることができる。 / この場合、信頼できるWebサイトをゾーンに登録していくことになるが、こうして登録したサイト一覧をバックアップしたり、別のPCに移行したりする簡単な方法はない。 / これらの情報はレジストリに保存されているので、対応するレジストリ・キーの内容をエクスポート/インポートする。
レジストリ・キーのデータを移行・バックアップする
Windowsシステムに関する各種設定は、レジストリに記録されている場合が多い。 / レジストリ内部の一部のキーを、別のPCに移行したければ、レジストリ・エディタで必要なファイルをテキスト形式でエクスポートし、そのファイルを移行先でインポートすることができる。
バックアップ・ファイルをワン・アクションでCD-R/RWに書き込む
Windows XPでは標準でCD-R/RWドライブの書き込み機能が用意された。 / CD-R/RWメディアへの書き込み準備領域は、ユーザーごとのプロファイル・フォルダの下にある。 / このフォルダに直接ファイルを書き込めば、CDへの書き込みをワン・アクションで実行可能である。
DHCPサーバの構成情報をバックアップ/移行する
DHCPサービスはネットワークにおける基本的なサービスであり、安定な運用は欠かせない。 / DHCPサービスの構成情報をバックアップしたり、リストアするには、dhcpeximというツールが利用できる。 / Windows Server 2003の場合は、netsh dhcp serverコマンドを利用する。
特定のレジストリ・キー以下を素早くバックアップする
レジストリに間違って不正なデータを書き込むと、システムに重大な影響が及ぶ場合がある。 / レジストリを変更するときには、念のため変更前の状態をバックアップしておくとよいが、レジストリ全体をバックアップするのは面倒だと感じることもある。 / reg saveやreg restoreコマンドを使えば、一部のレジストリ・キーの値だけをバックアップ/リストアすることができる。
復元ポイントを削除&縮小してディスク領域を節約する
Windows XPには、システムが正常に動作している時点の状態を定期的にバックアップする「システムの復元」機能がある。 / 万一システム障害を起こしたときなど、正常だった過去の状態に戻ることができる便利な機能だが、バックアップされるファイルによってディスク領域が少なからず消費される。 / 必要なら、過去にバックアップされたファイルを削除してディスク容量を節約できる。
xcopyでファイルをバックアップする
xcopyコマンドを使うと、フォルダ全体をコピーすることができる。 / バッチ・ファイルとタスク・スケジューラを組み合わせると、簡単なバックアップ・システムにすることができる。 / xcopyでコピーしたくないファイルやフォルダがある場合は、コピー除外リストを利用するとよい。
シャドウ・コピーでファイルを自動バックアップする(サーバ編)
Windows Server 2003の共有フォルダのシャドウ・コピー機能を利用すると、削除されたファイルを復活させたり、過去のバージョンを取り出したりできる。 / 定期的にファイル・システムのスナップショットを作成することにより、その時点の状態を再現することができる。 / 1ドライブ当たり、最大64個のスナップショットを保存することができる。 / スナップショットはディスクの空き領域に保存されるため、この機能を有効にしても、システムにはほとんど影響を与えない。
SyncToyツールで手軽にバックアップを行う
エクスプローラやXCOPYコマンドでのバックアップは、手作業が多く手間がかかる。 / Windows OSに付属するNTBACKUPでは、フォルダの同期を取る用途では利用できない。 / 無償で提供されているSyncToyツールを利用すると、5種類のバックアップ・モードを使って、簡単にバックアップが行える。


Windows Server Insider フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

注目のテーマ

Windows Server Insider 記事ランキング

本日 月間