Weekly Top 10
Facebookを1週間使って思ったこと
2008/05/26
先週の@IT NewsInsightのアクセスランキングは第1位はWindows XP Service Pack 3についての記事「XP SP3インストール問題に非難続出」だった。Windows Vistaが登場し、1年が過ぎたものの、世の中で最も多く使われているクライアントOSは依然としてXP。ユーザー数が多く、影響度が高いだけにSP3適用のトラブルは長引きそうだ。
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気になったのは2位の「『実名が基本』、Facebookが日本語版スタート」。根がミーハーなため、早速登録してみた。何人か友人を登録するうちに気づいたのは、登録した友人がネット上で何をやっているのか丸わかりであるということだ。
米国でFacebookが急成長している要因はアプリケーションプラットフォームの公開で、Facebook上にはすでに2万種のアプリケーションがあると言われている。このアプリケーションにはゲームなど個人で楽しむアプリケーションもあるが、SNS的なのは、ほかの友人と情報共有できたり、人と人と結びつけるアプリケーションだろう。
FacebookにはすでにTwitterやFriendFeed、Flickrと連携するアプリケーションがあり、人気になっている。Facebookの自分のホームページを開くと、これらのアプリケーションを使っている友人たちのネット上の活動を見ることができる。場合によっては、仕事だけでつながっている友人の家族写真なども見ることができ、頭がクラクラする。
ネットの最先端では、仕事やプライベート、個人などこれまで明確だった輪郭が溶け出し、混じり合っていることを感じる。「21世紀最大のテーマは公私混同」との指摘もあり、公私関係なく人と人を結びつけてしまうFacebookは、私たちの仕事の仕方が大きく変えてしまうのだろうか。
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