今回は、単純にDOMのAPIを用いてWSHからデータの取得などを行ってきました。しかし、XMLを用いたアプリケーションの開発を行っていく場合、このような作業では、処理に大変時間がかかってしまうことやプログラミング上の手間などが考えられます。例えば、目的のデータに達するまでに、何度も再帰処理をしなければならないのか、ソート(並べ替え)をしたり、簡単にユーザーインターフェイスを作成できないのかなど考えられる問題ややりたいことはたくさんあります。
もちろん、XMLやそれを処理するためのXML Parserには、これらに答えるための方法がちゃんと用意されています。次回以降、順にこれらの回答となるようなサンプルと解説をご紹介する予定です。
次回は、XML DOMのプログラミングモデル活用しつつ、簡単に目的のデータへアクセスする方法、そして、これらに関連してXSLなどの利用方法もご紹介します。では、次回をお楽しみに。
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