さて、SOAPについて調査するために第1回で実行したサンプルプログラムをもう一度復習してみます。実行環境の準備ができていない場合は、第1回「Webサービスを試す環境を作る」を読んで環境を準備してください。サンプルプログラムを実行する前に、次を確認します。
これらの確認ができたら、前回と同じようにコマンドを実行しましょう(コマンドの番号は前回の番号に対応しています)。
>java samples.userguide.example3.Client こんにちは You typed : こんにちは
配置(Deploy)が正常であれば、上記のように実行するはずです。もし、上記のように表示されないときは、次のコマンドを実行します。
>java org.apache.axis.client.AdminClient samples\userguide\example3\deploy.wsdd <Admin>Done processing</Admin>
コマンド(2)の後にコマンド(1)を実行してうまくいきましたか?うまく表示されたら、コマンド(3)を実行しましょう。
>java org.apache.axis.client.AdminClient samples\userguide\example3\undeploy.wsdd <Admin>Done processing</Admin>
そして、クライアントをもう一度実行してみましょう(コマンド(1))。
>java samples.userguide.example3.Client こんにちは The AXIS engine could not find a target service to invoke! targetService is null
Webサービスは利用できなくなっているため、実行できない旨のメッセージが帰ってきます。さて、いよいよこのプログラムがどのような動きをしているか、解析してみることにしましょう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.