次はいよいよ、OpenID authentication protocolの内側に迫っていきます。
ConsumerサイトがOpenIDに対応していることをEnd Userに示すために、OpenIDでログインできるフォームに対して、下記のような表示を行うのが望ましいです。
仮に次のようにHTMLを記述したならば、
<form id="openid_form" action="./login.cgi" method="post">
<fieldset>
<legend>Enter your OpenID URL</legend>
<input type="text" id="openid_url" ≪name="openid_url"≫ value="" />
<input type="submit" id="openid_url_submit" name="openid_url_submit" value="LOGIN" />
</fieldset>
</form>
textフィールドに対するスタイルを下記のようにして、OpenIDのロゴを表示するようにします。
input#openid_url {
text-indent: 18px;
background-image: url("http://sample.openid-idp.com/img/openid_logo.png");
background-repeat: no-repeat;
background-position: left center;
}
また、ブラウザのオートコンプリートを利用するため、OpenIDに対応するConsumerサイトのフォームフィールドではname属性値にopenid_urlと統一した名前を付けることが推奨されています。
さて、具体的にOpenIDによる認証手続きの流れを追っていきましょう。まず初めに全体の流れを列挙します。
これらをまとめると、
となります。
一連の認証手続きはIdPのエンドポイントURLに対して、フェイズに応じたopenid.modeという識別子の値を変えてリクエストをやりとりすることによって行われていきます。
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