CCNAの試験は、次の範囲を含んでいます。詳細な範囲は、シスコのWebページ を参考にしてください。
CCNAの試験で使用されている出題方式には次の4種類があります。
・選択問題
複数の選択肢の中から1つを選択する問題(ラジオボタンを使用)と、複数を選択する問題(チェックボックスを使用)があります。
(例)
図2のHostAからHostBに通信するために、HostAに設定するデフォルトゲートウェイのアドレスを選択しなさい。
○ a. 172.16.10.15
○ b. 172.16.20.1
○ c. 172.16.10.1
○ d. 172.16.20.254
○ e. 172.16.10.254
・ドラッグ&ドロップ問題
選択肢の項目を適切な領域にドラッグ&ドロップして当てはめる問題です。組み合せを自分で選択しなければならない分、選択問題よりも難しくなっています。
(例)
説明文にコマンドをドラッグ&ドロップし、正しい関連付けになるよう設定してください。
・入力問題
コマンドやキーワードなどの正解を入力します。選択肢がない分、難しいといえるでしょう。
・シミュレーション問題
シスコルータのシミュレータが表示されており、実際に設定を行っていきます。シミュレータのデモンストレーションを参考にしてください。
本連載は、ネットワークをこれから学ぶ方が、ネットワークの基礎を身に付け、最終的にCCNA合格を目指すために作られています。現時点では、ネットワークの用語が分からないという方もいるでしょう。今後、試験に出題されるポイントも含め、ネットワークの基礎的な理解を少しずつ深めていきましょう。
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