人気過去連載を電子書籍化し、無料ダウンロード提供する@IT eBookシリーズ。第126弾では、Kubernetesやクラウドネイティブをより便利に利用する技術やツールの概要、使い方を凝縮して紹介する連載「Cloud Nativeチートシート」の中から、クラウドネイティブセキュリティに着目した記事6本をまとめました。
クラウドの活用が一般化し、必要に応じてオンプレミスからパブリッククラウドにシステムやアプリケーションを移行する企業が増えている現在、クラウドの特性を生かすために必要となるクラウドネイティブ技術の見極めも進んでいると思います。「Docker」がよく使われているコンテナ技術や、コンテナ管理基盤として定着している「Kubernetes」を中心に、クラウドネイティブ技術は定番となるものがある程度出そろった、いわゆる“枯れている”状態になってきたといえます。
クラウドを導入する企業が増える中、本番環境で運用する際の大きな課題となるのは、やはりセキュリティではないでしょうか。特にクラウドネイティブのセキュリティについてはカテゴリーが細分化、複雑化して多彩なツールが提供されています。何をどう使えばいいのか分かりにくく、Kubernetes導入後に心理的安全性が低下した方も増えていると思います。
本eBookでは、Kubernetesやクラウドネイティブをより便利に利用する技術やツールの概要、使い方を凝縮して紹介する連載「Cloud Nativeチートシート」の中から、クラウドネイティブセキュリティに着目した記事6本をまとめました。古い内容の記事は、2024年の情報に合わせて改訂してあります。
eBookで初めの章に置いた「コンテナ/Kubernetesセキュリティツールカタログ」ではクラウドネイティブを実装する上で中核となるコンテナ/Kubernetesで考えるべきセキュリティの全体像を紹介しつつ、代表的なツールを幾つか取り上げ、カタログで紹介しています。その中で紹介された幾つかのツールや機能については、別の章で詳細に解説しており、手を動かして試せるようにもなっています。クラウドネイティブ技術を活用したいが、セキュリティに不安があるという読者は本eBookをダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
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