【高度試験】
試験形式で大きな変更があります。午前試験が午前I、午前IIの2つの試験に分かれました。
(4)高度午前試験(午前I、午前II試験)
●午前I試験:レベル3
すべての高度試験区分で共通の試験となります。出題範囲は、基本系試験と同じくテクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系のすべてが対象となります。レベルは3です。
●午前II試験:レベル3または4
各試験区分の専門領域に沿って出題されます。レベルは3または4、重点分野はレベル4となります。
以下の表10に、午前I、IIの出題範囲(分野)を示します。表中の色部分は、新規に出題対象となった分野、午前IIの◎は区分の重点分野(レベル4)です。また↓は、旧試験よりも問題レベルが下がった分野を表しています。
[高度午前出題範囲]
午前I試験では、旧高度系試験では範囲外であった基礎理論(数の表現や情報理論、アルゴリズムとデータ構造など)が追加されています。また、エンベデッドシステムスペシャリスト(午前I)、ITサービスマネージャ(午前I、II)でストラテジ系の追加があります。
分野ごとの出題数(出題比率)までは公表されていませんが、午後II試験については、各区分の重点分野についての出題比率が高く、また内容も高度なものが含まれることが予想されます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.