Windows 7にWindows Liveメールをセットアップしたら、データのインポート作業を行う。Windows Liveメール2011のユーザー・インターフェイスは、Office 2007/2010などと同様のリボン・インターフェイスを採用しているため、Outlook ExpressやWindowsメールから大きく変わっているので操作には注意が必要だ(リボンの操作についてはTIPS「リボン・インターフェイスをキーボードで操作する」が参考になるかもしれない)。
メール・メッセージは以下の手順でインポートする。
こうしてインポートしたメッセージは、Windows Liveメールの画面左側にあるフォルダ一覧のうち、[保存フォルダー]−[インポートされたフォルダー]以下に現れる。そのままでもよいし、インポートした後で別のフォルダにメッセージを移動してもよい。
インポートするメッセージ・データの場所を指定するアドレス帳については、「*.wab」形式のファイルからインポートできるようになっている。手順は以下のとおりだ。
アドレス帳のインポート最後にアカウント設定だが、これは以下の手順でインポートできる。
Windows転送ツールを使用する場合には、操作手順に注意する必要がある。
Windows Liveメールは、Windows転送ツールが移行してきたOutlook ExpressやWindowsメールのデータがあれば、それを初回起動時に自動的にインポートする。ただし、この動作は初回起動時にしか行わないため、転送作業より前にWindows Liveメールを実行してしまうと自動インポートが行われない。
そこで、自動インポートを前提にした場合の作業手順は、以下のようになる。
ただし、操作手順を誤って自動インポートを行えなかった場合でも、前述の手順で手動インポートを行うことができるため、データや設定に関する情報が失われることはない。
Windows Vistaはメール・クライアントとして、Windowsメールを標準装備している。そのWindows VistaにWindows 7を上書きセットアップした場合、それまで使用していたWindowsメールは使用できなくなり、メール・メッセージ、アドレス帳、アカウント設定の情報だけが残った形になる。
そこで、前述の手順でWindows Liveメールをセットアップする。セットアップが完了して、最初にWindows Liveメールを起動する際に、メール・メッセージ、アドレス帳、アカウント設定の情報が自動的にインポートされ、引き継がれる。そのため、特に何か移行作業を行う必要はなく、余分な手間はほとんど掛からない。
このように、移行先となるWindows Liveメールの側でインポート機能を整備しているため、移行作業そのものは難しくない。むしろ、移行対象になるデータを拾い出す作業の方が勘所になるだろう。
また、使用するコンピュータの変更、あるいはハードディスクの換装を伴う場合には、外部ストレージにデータを複製する必要があるため、どこにどのファイルをコピーしたのかを把握しておかないと、移行対象になるデータをなくしてしまう可能性がある。ファイルのコピーや削除に際しての「うっかりミス」には注意したい。
【2011/12/19】Windows Liveメール2011に合わせて全面的に内容を更新しました。
【2009/11/04】Windows Liveメール2009向けの記事を公開しました。
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