とにかくVS 2010を起動しなければ何も始まらない。まずはVS 2010を起動しよう。
VS 2010を起動するには、[スタート]メニューから[すべてのプログラム]―[Microsoft Visual Studio 2010]―[Microsoft Visual Studio 2010]を選択する。
すると、VS 2010の初回起動時には、次のような[既定の環境設定の選択]というダイアログ・ボックス(以降、ダイアログ)が表示される。
●既定の環境設定の選択
この画面は、標準的に使用する言語もしくは用途を選択するためのものだ。まだ「Visual Basic」を使うか、「Visual C#」を使うかなどが決まっていないのなら、取りあえずここでは「Visual C# 開発設定」を選択しておいてほしい(※この設定は後から変更できる。変更方法は「.NET TIPS:Visual Studio 2005の既定の環境設定を変更するには?」で紹介している)。
[Visual Studio の開始]ボタンをクリックすれば、設定は完了して、実際にVS 2010の画面が表示される。
●VS 2010のIDE画面の表示
次の画面がVS 2010の起動時の画面だ。
このVS 2010の画面は、プログラム開発に必要なすべての機能が統合されている環境という意味で「IDE(統合開発環境:Integrated Development Environment)」と呼ばれる。この用語は、VS 2010関連の記事でよく出てくるので覚えておこう。
それでは、さっそく初めてのプログラムの作成に取り掛かろう。
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