もはや“毎度おなじみ”となった(?)「おばかアプリ選手権」の4回目が開催。梅雨明け間近のお台場に、おばかアプリのクリエータやファンたちが大集合。Windows 7を舞台に、今回も個性的なアプリの数々が登場しておばか度を競いあった
7月10日、お台場の東京カルチャーカルチャーにおいて「おばかWindows 7アプリ選手権 決勝戦」が開催された。もちろん、これは@IT デザインハックによる名物イベント「おばかアプリ選手権」シリーズの一環である。ただし、いつもと異なるのは、名前に「Windows 7」とあるように、アプリのプラットフォームがWindows 7を前提にしている点。なんと、今回はスポンサーとしてマイクロソフトのバックアップが実現したのだ。
これまで「おもしろいっ! でも、それって誰得?」という評価を受けてきたこの企画だが、ついにスポンサーを獲得し、確かなビジネスへと成長できたようだ。スポンサーの力を借りることで、一般公募や賞金など、これまでにない試みを展開している。
この「おばかWindows 7アプリ選手権 決勝戦」は、3月から5月末まで3カ月間、アプリの動画投稿を募集したコンテスト「おばかWindows 7アプリ選手権」の集大成。6月に、後述の審査員によって7部門の優秀作品が選ばれた。その「優秀おばか7賞」受賞作品の中から「最優秀おばか賞」を決めるための決勝戦というのが、今回のイベントの位置付けだ。
コンテストの概要や決勝戦に出場したアプリについては、以下の記事で紹介している。先に予習してからこの決勝大会レポートを読むも良し。レポートを読んでから気になったアプリと作者について調べてみるも良し。読者に委ねよう。
まず司会として登場したのは、東京カルチャーカルチャーのテリー植田さんと、「AR三兄弟」の長男として活動する川田十夢さん。
特に川田さんは、AR(拡張現実)を駆使してアイドルのテレビCM制作に携わるばかりか、ちゃっかり自分も出演してしまうなど、いまやAR界隈の“時の人”。今回は、司会としての参加ではあるものの、そこはやはりクリエータ。挨さつ代わりに、AR芸を軽く披露してくれた。
続いて登場したのは審査員の皆さん。ハドソンの高橋名人やマイクロソフト執行役の大場章弘さんをはじめ、そうそうたる面子が勢ぞろい。これまでは来場者の投票によって優勝者を決めていたが、今回は審査員による評価も加わる。かくして決勝戦の幕が切って落とされた。
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