ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 11gとは、日本オラクルが提供する認定資格「ORACLE MASTER」のうちの1つ。4段階あるORACLE MASTERのうち、最上級レベル。
データベースのトップレベルのエキスパートとして、高度な技術力を駆使して最適な環境構築や適切な状況対応を行える技術者を認定する資格として位置付ける。
認定対象の製品バージョンごとに、資格が存在する。最新資格はORACLE MASTER Oracle Database 11g。
試験料は23万1000円(税込)。2011年12月1日から、24万2550円に値上げする。
日本オラクルは、ORACLE MASTER Platinumを取得するために必要な最低限のスキルとして、以下の項目を挙げている。
ORACLE MASTER Platinumの資格を取得するためには、以下の認定要件を満たさなければならない。
合格ラインは未公開。
●オラクル認定コース
11g Platinum資格認定のためには、「11g Gold、11g Platinum共通対象コース」または「11g Platinum追加対象コース」の中から2つ以上のコースを受講する必要がある。
ただし、11g Gold資格認定の際に使用したものと同一のコースを、Platinum資格認定には使用できない。
・11g Gold、11g Platinum共通対象コース
・11g Platinum追加対象コース
●ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 11g 実技試験
試験は2日間にわたって行う。試験時間は1日目は9時30分〜18時30分、2日目は9時30分〜19時。
試験当日は、無作為に専用サーバが割り当てられ、各試験日ともそのサーバをワークステーションとして使用する。
実技試験では、効果的にデータベースやインスタンス環境を管理する技術、パフォーマンスを保証しながら障害のあるスキルセットをリカバリする技術が問われる。
障害スキルセットをリカバリできないと、次のスキルセットに影響を及ぼす場合がある。全スキルセットには制限時間があり、各スキルセットごとに採点基準が設定されている。
出題内容は
旧バージョンから資格を移行する際には、所定の試験を受験する必要がある。ORACLE MASTER Platinum 10gからORACLE MASTER Platinum 11gへと移行するためには、「ORACLE MASTER Platinum Oracle Database 11g 移行試験」の試験に合格しなければならない。
移行試験の試験料は11万5500円(2011年12月1日から12万1275円)。試験では、データベース、RMAN、EM、ネットワーク構成、Data Guard、データおよびDWH管理、パフォーマンス管理を問う。
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