Rails技術者認定試験とは、Rails技術者認定試験運営委員会が実施する認定試験。Ruby on Railsに関する専門知識や技術を習得していることを評価する。
対象者は、Ruby on Railsを使用してシステム開発を行うエンジニア、Ruby on Railsの開発業務に携わろうとする学生など。
2012年1月5日現在、行われているのは「Rails 3 技術者認定ブロンズ試験(以下、ブロンズ試験)」のみ。高度試験の実施については未定。
資格認定に有効期限はなく、Ruby on Railsのバージョンごとに、認定試験が実施される。
ブロンズ試験は、Ruby on Railsの基本知識を問う試験である。コンピュータ上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式で、受験料は1万500円。試験時間は60分、問題は複数または単一選択による選択式で、全40問。合格基準は全体の7割を正答すること。試験の対応バージョンはRails 3.0。
出題範囲と出題割合は以下のとおり。
項目 | 出題割合 |
---|---|
1.Rails概要
|
20% |
2.ActiveRecord
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30% |
3. ルーティングとActionContorller
|
20% |
4.ActionViewとヘルパー
|
15% |
5.ActionMailer(メール)
|
5% |
6.テスト
|
10% |
なお、gem install rails --version='~>3.0' でインストールされる範囲のみを出題。プラグイン、rubygemsは出題範囲には含めない。また、前提OSはUnix系だが、基本的にはOSに依存しない出題とする。本試験では実行環境については問わない。
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