前後しましたが、Eclipse上のテストプロジェクトからAndroid Mockを利用するための手順を紹介します。一部、絶対パスで指定する個所があります。サンプルコードをダウンロードして実行する場合でもお手元の環境に合わせて設定が必要になりますので、ご注意ください。
「Android Mock Project Home」から「AndroidMock-1.1.2.tar」をダウンロードし展開します。使用するのは下記3ファイルです。
テストプロジェクトの[Properties]→[Java Build Path]を開き、[Libraries]に追加します(プロジェクトページにある古いpdfには「AndroidMockGenerator.jar」と書かれていますが、「AndroidMockRuntime.jar」で大丈夫です)。
テストプロジェクトの[Properties]→[Java Compiler]を開き[Enable project specific settings]をチェックし、[Compiler compliance level]を「1.6」に設定します。
テストプロジェクトの[Properties]→[Java Compiler]→[Annotation Processing]を開き、[Enable project specific settings]をチェックし、[Enable annotation processing]をチェックし、[Enable processing in editor]のチェックをはずします。
続いて、[Processor options]の[New...]ボタンをクリックし、下記を追加します。
もしADT 13以前をお使いの場合には、「bin_dir」には「{テストプロジェクト}/bin」の絶対パスを指定してください。ADT 14以降、Javaコンパイラの出力先が「/bin/classes」に変更されたため、ADT 14以降の場合は「/bin/classes」に設定する必要があります。
ADTでテストプロジェクトの[Properties]→[Java Compiler]→[Annotation Processing]→[Factory Path]を開き、[Enable project specific settings]をonに。次いで[Add JARs...]ボタンをクリックし、「AndroidMockGenerator.jar」を追加します。
続いて、必要に応じて変数定義を追加していきます。いずれも、[Add Variable...]ボタンをクリックし、表示されるダイアログの[Configure Variables...]ボタンをクリック。さらに[New...]ボタンをクリックして追加します。
以上で、Android Mockを利用する設定は完了です。
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