Linuxの知識と英語をまとめて学習、英語によるLPIC講座開設業務で使う言い回しも

エルピーアイジャパン(LPI-Japan)は11月20日、認定校であるゼウス・ラーニングパワーが、英語によるLPIC受験対策コース「Learn Linux in English」を開設したことを発表した。

» 2012年11月20日 17時56分 公開
[高橋睦美,@IT]

 エルピーアイジャパン(LPI-Japan)は11月20日、認定校であるゼウス・ラーニングパワーが、英語によるLPIC受験対策コース「Learn Linux in English」を開設したことを発表した。

 LPIC(Linux技術者認定試験)は、カナダに本部を置くLPIが実施しているLinux技術者の認定制度だ。サーバ運用管理レベルの「LPIC-1」、ネットワークシステム構築レベルの「LPIC-2」、エンタープライズシステム構築レベルの「LPIC-3」という3つの段階に分けて認定を行っており、日本国内での累計受験者数は、2012年10月までに19万5000人を突破している。

 LPI-Japanでは、ビジネスのグローバル化に伴い、企業ITシステムにおいても海外拠点との連携が求められ、英語での意思疎通ができる技術者が必要とされていることなどを背景に、英語でLinuxシステムの構築、保守、運用ができる技術者のニーズが高まると予測。こうした変化に対応できるエンジニアの育成を目指し、認定校初の試みとして、英語によるLinux教育コースを開始することとした。

 Learn Linux in Englishの講師は、LPIC認定者で、かつ英語教育の経験が豊富な英語のネイティブスピーカーが務める。講義では、Linuxの知識はもちろん、業務でよく使われる英語の言い回しを効率的に学習できるという。

 さらに、LPIC-1(101/102)ならびにLPIC-2(201/202)の受験料が無料になるパッケージプランを準備。英語でLPIC認定試験を受験し、合格した場合、認定証には英語で合格した旨が記される。受講料は、「LPIC Level1 取得対策 in English」が10日間で25万2000円など。

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