5分で絶対に分かる職務経歴書:改訂版5分で絶対に分かる(3/6 ページ)

» 2013年02月21日 00時00分 公開
[リーベル@IT]

2分 − 職務経歴書で伝えるべきこと

 では、書類選考をする現場のマネージャが、職務経歴書から最も読み取りたいことは何でしょうか。

 それは「経験」「推進力」の2つです。「何の業務やシステムを経験し、何ができる人なのか?」「周囲を巻き込んで物事を進める力があるか? 与えられた業務以上のことができる人か?」が知りたいのです。

 一般的なITエンジニアの職務経歴書は、表の形式でプロジェクト単位に羅列してあります。そこには、プロジェクト概要や開発環境、プロジェクトでの役割などを書きます。

 形式はこれで構いません。ただし、転職活動を有利に展開したいのであれば、ひと工夫が必要です。「どのような意識レベルで仕事をしていたか」を明記するのです。同じ開発経験でも、「プロジェクトの目的」や「システム導入後の成果」、「自身の成果」まで書くことができれば、ほかのITエンジニアとの差別化が可能になります。

 企業が知りたいのは、“ただの開発経験”ではありません。全体を見ながら開発してきた経験と、どのような立場においても発揮してきた推進力を知りたいのです。

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