Ubuntu Touchアプリが徐々に出そろってきた。開発プロジェクトにはCanonicalも参加している。
今年(2013年)発表されたUbuntuのモバイル版インターフェイス「Ubuntu Touch」向けに、アプリケーションの開発がスタートしている。電卓やカレンダーといったベーシックなアプリのほか、ゲームなどのアプリも開発が進んでいるという。
モバイル版のUbuntuは1月にスマートフォン向けの「Ubuntu for phones」、2月にタブレット向けの「Ubuntu for Tablets」が発表され、開発者向けプレビュー版も公開された(関連記事)。
Ubuntu SDKは2カ月前にプレビュー版がリリースされ、Ubuntu端末向けのコアアプリ開発がスタート。Ubuntu開発者のマイケル・ホール氏は3月12日のブログで、電卓、カレンダー、時計、天気予報の各コアアプリについて、画像付きで紹介した(リンク先には動画解説が用意されている)。
コアアプリ開発に当たってはコミュニティの協力を募り、デザインとプロジェクト管理はCanonicalから専用スタッフを起用したという。
ホール氏によれば、この他にも多数のセカンドパーティーやサードパーティーが、Ubuntu SDKを使って新しいアプリの開発や既存のアプリの移植を行っている。ブログではその中から数当てゲーム、マイクロブログクライアントのGwibberアプリ、数独アプリ、パズルやチェスといったゲームアプリ、「Google Reader」クライアントなどを紹介している。
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